コーポレート・ガバナンス
基本方針
当社におけるコーポレート・ガバナンスの基本的な考え方は、企業価値の最大化を図るにあたり、社会のめまぐるしい変化に対応し、効率的かつ、法令等も遵守する健全な経営体制を構築することです。そのために、各ステークホルダーと関係強化及び経営統治機能の更なる充実を図ることにより、透明性のある経営を確保するとともに、適正かつ迅速なディスクロージャーに努めます。
体制
当社は、経営の透明性の向上と意思決定をより迅速化する体制の構築を目指すため、2022年9月28日開催の第15回定時株主総会における決議を経て、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行しております。
当社のコーポレート・ガバナンス体制及び内部統制体制の概要は以下のとおりです。
委員の過半数が社外取締役で構成される監査等委員が、業務執行の適法性、妥当性の監査・監督を担うことでより透明性の高い経営を実現し、また、取締役会の業務執行決定権限を取締役に委任することにより、取締役会の適切な監督のもとで経営の意思決定及び執行のさらなる迅速化が可能な体制として監査等委員会設置会社を選択しております。
取締役会
取締役会は、任期が1年である監査等委員ではない取締役と、任期が2年である監査等委員で構成されております。当社グループの経営上の意見決定を行うとともに、取締役の職務執行を監督する機関と位置付けております。原則として月1回定時取締役会を開催しており、必要に応じて臨時取締役会を開催し、迅速な経営の意思決定を行っております。
監査等委員会
監査等委員会は、監査等委員である社外取締役で構成されており、月1回の定時監査等委員会のほか、必要に応じて臨時監査等委員会を開催することとしております。監査等委員会では、監査等委員会規則等で定めた監査方針・計画に従い取締役の職務執行を監査し、また取締役会と協働して業務執行の妥当性、効率性等を監査・監督しております。
経営執行会
経営執行会は、当社グループの部長以上で構成され、原則として月1回開催することとしており、取締役会の議事に係る会社にとって重要な事項について審議しております。
指名諮問委員会・報酬諮問委員会
取締役の指名及び報酬に関わる評価・決定のプロセスの透明性・客観性を担保するために、取締役会の諮問機関として、半数以上が監査等委員会である独立社外取締役から構成され、監査等委員である独立社外取締役を委員長とする任意の「指名諮問委員会」、「報酬諮問委員会」を設置しております。
リスクマネジメント・コンプライアンス委員会
当社は、当社グループが直面するリスクに対して、企業価値の損失を最小限に抑制し適切かつ迅速に対応するために、平常時から備えるべき必要事項を協議する機関としてリスクマネジメント・コンプライアンス委員会を設置しております。リスクマネジメント・コンプライアンス委員会は、代表取締役社長を委員長とし、各取締役、執行役員、内部監査室長の委員により構成され、原則年4回開催することとしております。
サステナビリティ委員会
当社は、企業活動を通じた持続可能な社会の実現・企業価値向上のため「サステナビリティ委員会」を設置しております。サステナビリティ委員会は、当社代表取締役社長が委員長を務め、取締役を委員としております。サステナビリティ委員会では、その基本方針である「事業活動を通じて豊かさ、楽しさ、喜びを分かち合い、笑顔あふれる社会づくりに貢献する」に基づいた重要課題解決のための年度方針・具体的な取組み事項の提案及び実施状況を確認しております。
取締役及び各委員会の構成はこちらをご参照ください。
ガバナンスデータ