事業を通じた環境への取り組み
低炭素自動車販売推進のための設備導入
当社は、低炭素自動車(EV、PHV)販売によるCO2排出量削減を目指し、店舗への設備投資を進めております。店舗へのEV充電器の設置をはじめ、試乗車には、EV・PHVモデルが豊富な輸入車ならではの最新ラインナップを取り揃えることで、お客様に最先端の低炭素自動車体験をご提供します。
試乗車含めた社有車の低炭素自動車比率は、当社グループのGHG削減目標におけるKPIの一つとなっております。
再生可能エネルギーの使用
当社では、2030年度のGHG排出量(Scope1,2)を2022年度比で50%削減することをグループ目標とし、そのKPIの一つとして、2025年までに全店舗に再生可能エネルギーを導入することを掲げております。2022年より取組みを開始し、既に切り替え可能な拠点については再生可能エネルギーに切り替えが完了しております。残りの使用電力分については、グリーン電力証書を活用することで、2023年には再生可能エネルギーの使用率を100%に引き上げ、KPIの目標年を前倒しで達成しました。
なお、当社の調達する再生可能エネルギーは、地熱や水力などに由来するクリーンなエネルギーを指定しております。
環境に配慮した店舗づくり
可能な限り既存の建物を活用した改装を行っております。店舗の新築や改装時に発生する廃材は、リサイクルや法令に則った処理を行い、素材ごとになるべく環境負荷をかけない方法で処理しております。また、建物外皮の熱負荷を抑制し、全熱交換器設置によるCO2削減しております。
このほかにも景観条例等、各市町村の多くの条例を遵守しながら、環境負荷の低い店舗づくりに取り組んでおります。
店舗への太陽光パネルの設置
当社はGHG排出量削減を目指し、使用電力の再生可能エネルギー化を進めております。取組みの一環として、2024年にMINI博多をはじめとし、店舗への太陽光パネル設置を開始しました。今後も継続的に設置を検討していくことで、当社のCO2排出量削減だけでなく、日本全体の非化石電力の「生成」にも寄与してまいります。
店舗の屋上の緑地化
一部店舗では屋上を緑地化することで建物にこもる熱を低減し、省エネによるCO2削減を図っております。
水使用量の削減
店舗への節水型のトイレや節水コマの設置等を通し、水使用量の削減に取り組んでおります。また、水や木をほとんど使わない環境配慮素材であるLIMEX素材の名刺を導入し、紙資源及び水資源の削減に努めております。
整備工場排水の管理、油水分離槽の設置
施設外に汚水や油を排出しないよう、油水分離槽は定期清掃を徹底しております。また、整備工場の排水については、法令に基づいて管理し、定期的な水質検査報告を実施しております。
廃棄およびリサイクル
車輌整備等で排出される廃棄物を抑制し、適切な処理、収集、運搬、再生、処分等を法令に準拠した方法で適切に処理し、環境負荷を低減しております。自動車リサイクル法に則り、部品ごとに分別し適切にリサイクルされるよう徹底しております。
フロンガスの回収
自動車に使用されるフロンガスは、自動車リサイクル法に則り、フロンガス回収機を設置するなど、適切処理を徹底し、大気汚染の防止に努めております。